ペット飼育頭数と平均寿命の最新動向|犬・猫の推移データと長寿化の背景
近年、日本ではペットが家族の一員として大切に飼育される傾向が強まっています。
犬猫飼育頭数は増加を続けて、2023年には1,591万となり、15歳未満の子供の人口1,435万人を上回りました。
平均寿命も1980年代は、3~4歳でしたが、犬14歳、猫15歳と長寿化が進んでいます。新たに犬の飼育を始めた頭数は、2019年35万頭、2020年42万頭、2021年40万頭、2022年43万頭と2020年以降は40万頭近傍で推移しています。猫の飼育は、2019年39万頭、2020年46万頭、2021年49万頭、2022年43万頭と40万頭を超えています。
ペットフード協会が発表した2025年の全国犬猫飼育実態調査の結果によると、犬が約682万頭、猫が約884.7万頭、犬猫合計は、約1566.7万頭となっています。
本記事では、日本におけるペットの飼育頭数の推移と平均寿命について解説します。
犬猫の飼育頭数
犬の飼育頭数推移
- 2016年: 8,008,000頭
- 2017年: 7,682,000頭
- 2018年: 7,616,000頭
- 2019年: 7,579,000頭
- 2020年: 7,341,000頭
- 2021年: 7,106,000頭
- 2022年: 7,053,000頭
- 2023年: 6,844,000頭
- 2024年: 6,796,000頭
- 2025年: 6,820,000頭
猫の飼育頭数推移
- 2016年: 8,333,000頭
- 2017年: 8,672,000頭
- 2018年: 8,849,000頭
- 2019年: 8,764,000頭
- 2020年: 8,628,000頭
- 2021年: 8,946,000頭
- 2022年: 8,837,000頭
- 2023年: 9,069,000頭
- 2024年: 9,155,000頭
- 2025年: 8,847,000頭
犬猫の新規飼育頭数推移
犬の新規飼育頭数推移
- 2016年: 417,000頭
- 2017年: 333,000頭
- 2018年: 360,000頭
- 2019年: 350,000頭
- 2020年: 416,000頭
- 2021年: 397,000頭
- 2022年: 426,000頭
- 2023年: 397,000頭
- 2024年: 444,000頭
- 2025年: 451,000頭
猫の新規飼育頭数推移
- 2016年: 399,000頭
- 2017年: 444,000頭
- 2018年: 351,000頭
- 2019年: 394,000頭
- 2020年: 460,000頭
- 2021年: 489,000頭
- 2022年: 432,000頭
- 2023年: 369,000頭
- 2024年: 359,000頭
- 2025年: 333,000頭
犬猫の平均寿命
犬の平均寿命
- 2010年 13.87歳
- 2011年 13.85歳
- 2012年 13.94歳
- 2013年 14.23歳
- 2014年 14.25歳
- 2015年 14.50歳
- 2016年 14.39歳
- 2017年 14.19歳
- 2018年 14.29歳
- 2019年 14.44歳
- 2020年 14.48歳
- 2021年 14.65歳
- 2022年 14.76歳
- 2023年 14.62歳
- 2024年 14.90歳
- 2025年 14.82歳
猫の平均寿命
- 2010年 14.36歳
- 2011年 14.39歳
- 2012年 14.45歳
- 2013年 15.15歳
- 2014年 14.56歳
- 2015年 15.43歳
- 2016年 15.09歳
- 2017年 15.33歳
- 2018年 15.32歳
- 2019年 15.03歳
- 2020年 15.45歳
- 2021年 15.66歳
- 2022年 15.62歳
- 2023年 15.79歳
- 2024年 15.92歳
- 2025年 16歳
参照:ペットフード協会「全国犬猫飼育実態調査」
2025年の動向
犬の飼育頭数は下げ止まり、猫の飼育頭数は横ばいが続く
- 犬の飼育頭数は約6,820千頭。世帯飼育率は減少傾向が続くも、平均飼育頭数の増加もあって飼育頭数は下げ止まりの傾向。新規飼育頭数は横ばい。
- 猫の飼育頭数は約8,847千頭で横ばい。新規飼育頭数は25年は横ばいで推移。
一部の層において異なる傾向が見られた
-
犬猫飼育率は全体的に減少傾向のなか、単身20-30代、既婚子あり20-30代、世帯年収900万円以上の層において異なる傾向が見られた
- 犬の飼育率は、単身20-30代や既婚子あり20-30代で昨年からの上昇が見られ、猫の飼育率においては、他の層と比べて、横ばい傾向の強さが見られた。
- 単身20-30代では、「交友関係を拡げるため」に犬を飼育する人が全体の飼育理由より多い。
- 単身20-30代の猫の飼育きっかけは、「寂しさを解消したい」「愛情をかける対象が欲しい」など感情面での理由が特徴的。また、既婚子あり20-50代において、犬猫ともに「子どものため」が飼育きっかけの1つとなっている。
- 世帯年収900万以上で犬飼育率の下げ止まりが見られ、猫飼育率は21年以降横ばい。
犬猫などの動物に触れ合う機会の有無と、飼育意向率・飼育率に相関が見られた
- 犬猫ともに、飼育意向者のほうが非飼育意向者よりも、18歳までに犬猫と触れ合う機会が多い。
- 犬猫ともに、18歳までに動物の飼育経験がある人ほど飼育意向率・飼育率ともに高い傾向。
- 犬猫ともに、直近飼育開始者のほうが飼育意向者よりも、直近1年以内に直接犬猫と触れ合う
人気犬種・猫種ランキング
犬種飼育ランキング
1位 トイプードル 173,642頭
2位 チワワ 117,865頭
3位 混血犬(体重10kg未満) 94,943頭
猫種飼育ランキング
1位 ミックス猫 69,173頭
2位 スコティッシュフォールド 34,491頭
3位 アメリカンショートヘア 19,781頭
参照:アニコム「家庭どうぶつ白書2024」
まとめ
日本におけるペット飼育は、近年ますます家族の一員としての重要性が高まっています。
今後も、ペットとの共生社会の発展には、飼い主一人ひとりの責任ある飼育と、社会全体でのサポートが不可欠です。
ペットと共により良い生活環境を築いて愛犬、愛猫と幸せな暮らしをおくりましょう。




