【獣医師解説】ぺットイベントを楽しむ為に参加時の注意点を解説 | WePet-プレミアムペットフード通販

【獣医師解説】ぺットイベントを楽しむ為に参加時の注意点を解説

イベント

ぺットイベントで楽しみたい

わんちゃんを飼っていると、何かイベントに参加してみたい!そう思うことがありますよね。

たくさんのわんちゃんが集まるペットイベントに参加する際に気を付けないといけないことにはどんなことがあるでしょうか?初めて参加される方はもちろん、今まで参加していた方も改めて確認しておきましょう。

WePetイベント情報

参加する前の事前準備

多くのペットイベントでは、HPなどで事前に注意事項が記載されていますので、必ず確認するようにしましょう。
特に大切なものを列記していきます。

・混合ワクチンの接種
たくさんのわんちゃんが集まるイベントでは、感染症をもらってしまう確率が高まります。
混合ワクチンには様々な種類がありますが、5種類以上のワクチンを接種しておくと安心です。

・排泄の管理
会場に入る前には必ず事前に排泄をさせてあげましょう。
マーキングなどの心配がある子や排泄コントロールができない子はマナーベルトやマナーパンツを利用するようにしましょう。ウンチの処理などをするグッズも必ず持っていきましょう。

参加の仕方

小型犬の子は、イベントに参加する際に地面を歩くのか、カートに乗るのか、バックの中に入っているのか。など参加の仕方がいくつかあると思います。
人が密集しやすいイベント、開催時間が遅くて足元が暗くわかりにくいようなイベントでは小型犬が地面を歩くのはお勧めできません。
無意識に尻尾を踏まれてしまったり、足がぶつかってしまったりする可能性があるので、そのようなイベントの際にはカートやバックに入るようにしましょう。

カートやバックに入っている場合、注意しないといけないのは同じ高さにいるわんちゃんたちです。
カート同士で顔の位置が近かったり、大型犬で顔の高さが同じわんちゃん同士では喧嘩になってしまう可能性もあります。
カートやバックに入っていても、自分のうちの子がどこを向いているのか、何をしているのか気にするようにしましょう。

会場での注意事項

ペットイベントには様々な種類のものがありますが、出店があるようなイベントでは、ついつい飼い主様がお店に気をとられてしまいがちです。
お店を見る際には小型犬の子は抱きあげたり、バックの中に入れるなど、管理のしやすい近くにいられるようにしましょう。
大型犬の場合には、商品に口をつけてしまったり、周りの子に急に顔を近づけたりしないように気を付けてください。

おうちの子がわんちゃんのことが好きで、遊ぼう!と遊びに誘っても、相手の子がわんちゃんを好きとは限りません。
遊びたくて寄って行っても、相手の子を怒らせてしまうような場合も…。
近寄る際には、まず必ず飼い主さんに寄って行っても大丈夫か聞いて、相手の子の様子も見ながら少しずつ近づくようにしましょう。

おわりに

イベントの種類にもよりますが、イベント会場の周りにはイベントとは関係のない方もたくさんいます。もしかするとわんちゃんのことが好きではない方もいるかもしれません。
すべての人が嫌な気持ちにならないように、一般的なマナーは必ず守るようにしましょう。
わんちゃんたちはもちろん、すべての人が気持ちよく過ごせるように心がけていく必要がありますね。

獣医師:丸田 香緒里

◆丸田 香緒里 プロフィール

日本大学卒。動物病院勤務後、「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、メンタルケアカウンセラーなどの資格を生かし、病院での診療や往診のほかに、セミナー講師やカウンセリング、企業顧問、製品開発など活動は多岐にわたる。
HP:http://animallifepartner.com/

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