夏の外遊び!害虫を避ける予防対策 | WePet-プレミアムペットフード通販

夏の外遊び!害虫を避ける予防対策

健康

避暑を兼ねて、川や野山で遊ぶ機会も増える

暑い暑い夏がやってきました。暑がりなワンちゃんは外に出にくい季節となりましたが、外出はワンちゃんにとって大切なストレス解消の時間であって、涼しいエアコンの部屋にいるのとはまた違った快適な時間でもあります。
楽しい外遊びですが、夏は害虫や酷暑対策など、気を使うこともたくさんあります。思いっきり遊ぶために、外遊びの予防対策をしっかり考えておきましょう。

火傷(やけど)対策

炎天下で高温になったアスファルトは昼前後には50度以上の高温になることも少なくありません。素足であるくわんちゃんにとっては酷な散歩といえるでしょう。
散歩の時間は早朝か夕暮れに限り、外に出るときはアスファルトの温度を確認してから外に出すようにします。
どうしても日中に外出しなくてはならない時は、犬用靴を用意しておくことをお勧めします。一時的に歩かせるだけなら、簡易的に靴下でも十分火傷予防にもなります。日頃から、足に履かせることを練習しておくとよいでしょう。
草や土の上は比較的温度が低くて歩きやすいので、歩きやすい場所に行くまでは小型犬なら抱っこで対応することもできます。また、中型犬や大型犬は犬用カートや車で移動し、アスファルトを避けることをオススメします。
また、水遊びの時にも火傷の注意は必要です。濡れたまま直射日光に当たっていると、水滴がレンズの役目を果たし、皮膚に火傷を負うことがあります。体調を管理するためにも15分に一度は休憩をいれ、タオルドライで水滴をふき取ると予防になります。

刺されたら危険な害虫対策

ノミ・ダニ予防をしてから野山に行くことは鉄則ですが、他にも気をつけたい害虫はたくさんいます。

・蜂(ハチ)
とくに蜂は匂いを嗅ごうとした草むらにいたり、好奇心旺盛なワンちゃんが手を出すことで刺されることがあります。鼻先や口の中、四肢など至るところを攻撃されます。たくさんの蜂に刺されると人と同様にショック状態になることもあるので、注意が必要です。草むらなどで急に「キャン!」と悲鳴をあげて頭を振ったり、手足が地面につけなくなるようなしぐさをした時は、蜂の針が残っていないか確認します。近くに蜂の巣がある場合は大変危険なため、素早くその場から離れることも大切です。
蜂に刺された時は、針を見つけて取り除き、流水でしっかり洗い流します。元気がない場合は念のため病院を受診しましょう。呼吸困難などアナフィラキシーショックを起こしている場合は、できるだけ近くの病院に運びます。

・ヤマビル
山間地域の一部ではヤマビルに吸血されることもあります。シカやイノシシなどの野生動物が多くいる地域の林道や草むらに生息しているため、ハイキングやトレッキングに行く場合は特に注意が必要です。体に吸い付き、指の間や毛の中に入り込んで吸血し、その際に出されるヒルジンという物質の出すため、吸血された場所からしばらく出血が止まらないのが特徴です。
ヤマビルに刺された場合は無理に引き離さず、アルコールや塩(もしくは濃い塩水)をかけると効果的です。患部をしっかりと洗い流し、消毒をします。しばらく出血が止まらないこともあるので、コットンなどを患部に当てて、テーピングで止血します。出血は自然と止まりますが、まれに患部が化膿することもあるので、場合によっては動物病院を受診します。

・ブヨ
2mmくらいのコバエのような小さな虫ですが、毒性が強く、これに刺されると人も犬も大変です。夕方など涼しい時間帯に飛び回りやすく、川など水辺にも多くいます。刺されると針を刺したくらいのわずかな出血跡が残っているのでブヨに刺されたことがわかります。しばらくすると痛痒さとひどい腫れに悩まされることになり、体質によっては発熱したり通院が必要なほど腫れあがる方もいます。犬の場合も大きなしこり状の腫れができて、腫れは数日ひかないこともあります。

アウトドアを楽しむために用意しておきたいもの

愛犬と一緒にアウトドアを楽しむために、持っていくと安心な持ち物があります。虫よけ対策はわんちゃんだけでなく、人も十分に虫よけ対策をする必要があります。

  • 靴―足裏の火傷予防や野山を歩く際のヤマビル対策にもなります。
  • 洋服―日焼け対策や虫刺されの予防になります。虫よけスプレーをかけておくこともできます。
  • 虫よけスプレー―ハッカ油などを利用して、手作りする方もいます。塩や除菌を兼ねたアルコールを持っていくのも有効です。
  • メッシュタイプのクレートー折りたたみで軽くて持ち運びしやすいメッシュタイプは蚊帳の代わりにもなる休憩場所になります。

夏は開放的な服装を選びがちですが、川や野山に行くときは黒い服を避け、できるだけ素肌を出さないよう心掛け、害虫対策をしっかりと行いましょう。

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ライター:今井

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