【獣医師監修】痛い時にペットが出すサイン | WePet-プレミアムペットフード通販

【獣医師監修】痛い時にペットが出すサイン

健康

言葉を話すことが出来ない動物たちは、痛みを人間のように伝えることが出来ません。本能的に自分の不調を周りにさとられまいと痛みを隠そうとする子もいます。では、どんなサインがみられたらペットが痛みを感じている可能性があるのでしょうか。一緒にみていきましょう。

痛み

痛みは大きく分けると二種類あり、突然の怪我や病気によって起こる急性痛と、痛みが長く続いている状態の慢性痛があります。
急性痛では急に鳴き声をあげたり、突然の元気消失など目に見える大きな変化があるのに対し、慢性痛ではなんとなく元気がない、など痛みのサインもわかりにくい場合があります。

痛みを感じているときのペットの行動の変化

痛みを生じている部位やその重症度によっても症状の出かたは異なりますが、ここでは犬猫が痛みを感じているときに見られる一般的な行動の変化をご紹介します。

◼︎犬

・元気、食欲の低下
・尾が垂れている
・動きたがらない、散歩に行きたがらない
・パンティング(舌を出し、ハアハアと荒い呼吸)
・体を触るとキャンと鳴く、怒る
・震えている
・背中を丸めている
・立ったり座ったり落ち着かない
・特定の部位をしきりに舐める
・トイレの失敗

◼︎猫

・元気、食欲の低下
・以前より爪とぎやグルーミングをしなくなった
・遊んだりじゃれたりしなくなった
・高いところに上らなくなった
・体を触ると怒る、嫌がる
・特定の部位をずっと舐めている
・家具の下に隠れたり、警戒して逃げる
・背中を丸めて耳を伏せ、目をつぶってじっとしている
・トイレの失敗

痛みを感じる病気と特徴的な痛みのサイン

痛みの原因には怪我や病気など様々なものがありますが、代表的な例と特徴的な症状について説明していきます。

骨折、脱臼、関節疾患などの整形外科疾患(骨や関節の痛み)

患肢を挙げて歩く、びっこを引く、突然キャンと鳴く、触ると怒る、後肢のふらつき、ソファ
などに上れなくなる、動きたがらないなど、原因によって急性から慢性の症状がみられます。

腸炎や膵炎など消化器疾患(おなかの痛み)

急性では強い腹部の痛みを伴うことがあり、一般的な痛みのサインの他に犬では背中を丸め
震えたり、祈りのポーズ(上半身は伏せてお尻を高く上げるポーズ)が見られることがあります。

膀胱炎や尿路結石など泌尿器系の病気(泌尿器の痛み)

排尿時に鳴いたり、猫では膀胱の痛みや違和感で下腹部をしきりに舐めたりすることがあります。

膀胱炎や尿

・緑内障やブドウ膜炎などの眼科疾患(目の痛み)
目の痛みにより目をしょぼしょぼしたり、流涙、元気の消失などがみられることがあります。

大動脈血栓症(猫)

非常に強い痛みにより泣き叫んだり激しい症状がみられます。

癌(腫瘍)

がん細胞が周囲の組織に広がったり、癌自体の増大または他の臓器などへの転移が原因で様々な強さの痛みが生じる可能性があります。
上述したような一般的な痛みのサインや、眠れなくなる、食べれなくなるなど耐え難い痛みで衰弱してしまうこともあります。

まとめ

痛みのサインは、一見加齢による行動の変化と勘違いされてしまうものも多く、見逃されてしまうことも少なくありません。
何か気になる症状があればメモをとっておいたり、動画に残しておき、なるべく早く獣医さんに相談しましょう。
普段からペットの様子をよく観察し、飼い主さんが一早く痛みに気づいてあげたいですね。

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獣医師:丸田 香緒里

◆丸田 香緒里 プロフィール

日本大学卒。動物病院勤務後、「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、メンタルケアカウンセラーなどの資格を生かし、病院での診療や往診のほかに、セミナー講師やカウンセリング、企業顧問、製品開発など活動は多岐にわたる。
HP:http://animallifepartner.com/

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