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【獣医師監修】ペットの感染症について解説

健康

人と動物の共通感染症(ズーノーシス)は、200種類以上といわれ、蚊・ダニが媒介するもの、糞便や水を介するものなど多様です。
近年は「One Health(人・動物・環境の健康を一体で守る)」の考え方が重視されています。
今回は、ペットの感染症について解説させていただきます。

犬・猫で注意したい主な感染症

狂犬病(犬)

日本では1957年以降、国内感染は確認されていませんが、海外から侵入するリスクは常にあります。犬の登録と毎年の狂犬病予防注射は法律で義務。発症するとほぼ100%致死的であるため、確実な予防が最重要です。
狂犬病についてはこちらの記事をご覧ください

FIV(猫)

猫のエイズは、猫免疫不全ウイルス感染症(FIV:Feline Immunodeficiency Virus)の通称で、人のエイズと同じように免疫機能を壊すウイルスの一種で、感染した猫は免疫力が低下していきます。
FIVについてはこちらの記事をご覧ください

猫同士の咬合による直接的な血液の接触が主な感染経路で、感染後には様々な二次的な健康問題が引き起こされる可能性があります。

エキノコックス症

主に北海道のキツネが感染源。犬も媒介となり得て、人は虫卵で汚染された土や水を介して口から感染します。山菜や野菜はよく洗い、犬の放し飼いを避けましょう。

重症熱性血小板減少症候群

マダニ媒介ウイルス感染症。人の致死率は約30%、犬猫も感染し、特に猫は重症化しやすいとされます。草むらに行く際は肌を露出しない、犬猫にはダニ予防薬を用いる、屋内飼育を徹底することが有効です。

細菌感染とAMR

サルモネラ症やカンピロバクター症などは食品・糞便を介して人へ広がることがあります。動物病院で処方された抗菌薬は用法用量を厳守し、生肉は与えない、食器の共用は避ける、といった基本が大切です。

その他

猫ひっかき病、皮膚糸状菌症、トキソプラズマ症、レプトスピラ症、イヌ・ネコ回虫症など。感染経路は咬傷・引っかき、糞便・土壌、未加熱食品、ベクター(ダニ・蚊)など多岐にわたります。

人にうつらないが要注意の感染症

人へは広がらなくても、ペット同士で重症化し得る感染症があります。
例えば、犬のパルボウイルス感染症・ジステンパー、猫のウイルス性上部気道炎などがあります。

多頭飼育や保護動物の受け入れ時は、ワクチン歴の確認や検便・隔離などの初期対応を心がけるようにしてください。受け入れる前に必ず体調をチェックするようにしましょう。

日常でできる感染対策

手洗いの徹底

ペットや排泄物に触れた後は必ず手洗い。タオル・食器の共用や口移し給餌は避ける。

清潔な飼育環境

トイレはこまめに清掃。ケージ・ベッド・床は定期的に洗浄・乾燥。

食事管理

生肉は与えず十分に加熱。ペットフードは清潔に保管。

外出時の対策

草むらでは肌の露出を避け、帰宅後はブラッシングとダニチェック。犬猫には予防薬を継続。

野生動物との接触回避

野外での餌やりや接触はしない。拾い食い・放し飼いを避ける。

ワクチンと健康診断

犬は登録・狂犬病予防注射を必ず。犬猫ともに主治医と相談して混合ワクチンを接種する。

こんな時は受診をしましょう

発熱、元気食欲の低下、嘔吐・下痢、傷が化膿する、急な神経症状や出血傾向、草むらや野山に行った後のぐったり感。いずれも早期受診のサインです。

人がダニに咬まれた、猫犬に咬傷・引っかきを受けた場合も、経過観察ではなくできるだけ医療機関・動物病院へ行くようにしましょう。

まとめ

ペットの感染症対策は、家庭での基本衛生+予防医療+法令順守が重要です。
手洗い、清掃、外出時のダニ対策、そして犬の登録と狂犬病予防注射、ワクチン接種など「当たり前」を守るようにしましょう。家族と地域を守る最善の方法は、日々の小さな行動の積み重ねです。

参考文献:
環境省「人と動物の共通感染症」
環境省「人と動物の共通感染症に関するガイドライン」
厚生労働省「動物由来感染症を知っていますか?」

Zesty Paws


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監修獣医師:丸田 香緒里

◆丸田 香緒里 プロフィール

日本大学卒。動物病院勤務後、「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、メンタルケアカウンセラーなどの資格を生かし、病院での診療や往診のほかに、セミナー講師やカウンセリング、企業顧問、製品開発など活動は多岐にわたる。
HP:http://animallifepartner.com/

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【犬用】

  • 小型子犬用 チキン:5-6mm
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  • 小型成犬用 グレインフリー オーシャンフィッシュ:8-9mm
  • 大型成犬用 グレインフリー オーシャンフィッシュ:14-15mm
  • シニア犬用 チキン(準療法食):10-11mm
  • 消化器サポート 犬用 チキン(準療法食):10-11mm

【猫用】

  • 子猫用 チキン:5-7mm
  • 成猫用 ローグレイン チキン:7-9mm
  • 成猫用 ローグレイン オーシャンフィッシュ:7-9mm
  • シニア猫用 チキン(準療法食):7-8mm
  • 消化器サポート 猫用 チキン(準療法食):8-9mm

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