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【獣医師監修】犬猫の正常なうんちの硬さ、量、形状などについて解説します

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皆さんは毎日のペットのお世話の中で、うんちのチェックはされているでしょうか?
何気なく拾って捨ててしまうのではなく、うんちの硬さ、量、色などを毎日観察することによって、少しの変化を見逃さず体調の変化に気づいてあげることができます。
では、正常なうんちってどんなうんちでしょう?このコラムでは、犬猫の正常なうんちの硬さや量、形状などについてお話していきますので、ぜひ普段のうんちと比べながら読んでみて下さい。

正常な便とは

正常な便は、便の出したてであれば道路の砂(猫ちゃんであれば猫砂)などが少しくっつくくらい適度な湿り気があり、粘土くらいの硬さ(猫はそれよりも少し硬め)でしっかりと形を保っています。
色は茶色~こげ茶(猫はそれよりも黒っぽい傾向にある)で食べているフードの色よりも濃いことが多いです。
形があっても、持ったときにべちゃっと形が崩れてしまうようであれば軟便です。逆に、表面が乾燥していて、コロコロ・カチカチの便は便秘が疑われます。

■便の硬さ

コロコロ、カチカチ・・・便秘の便。脱水、水分不足や巨大結腸症、会陰ヘルニア、加齢による筋力や腸の機能低下など便が出にくい要因が考えられる。
正常便・・・適度な湿り気があり、しっかりと形を保っている。
軟便・・・形はあるが、つかむとべちゃっと形が崩れたり、地面にくっついてしまう。
泥状便・・・形は保っておらず、ドロドロ、べちゃべちゃの便。
水様便・・・水分量が非常に多く、水のような下痢。
※軟便~水様便は全て下痢で、水様便に近づくほど重症度は上がります。寄生虫、感染性やストレス性の腸炎、自己免疫性疾患、食物アレルギー、腎・肝不全、消化不良など原因は様々です。

■排便回数

排便回数は成犬・猫であれば1日1~2回、多くても3回以内が正常です。
下痢気味だと回数が多くなる傾向にあり、逆に丸2日以上排便がない場合は便秘を疑います。

■便の量

便の量は食べているもの、食べる量や体格などによっても変わってきますが、中型犬の場合直径2cm×10cm程度の便が2本程度スムーズに出ていれば問題ないでしょう。
猫の場合、人の親指くらいの細長い円柱状のものが1~2本程度が正常と考えられます。
食物繊維の多い食事に変更すると便の量が増えることがあります。病気では、小腸性の下痢で量の多い下痢が出ることがあります。
便の量が減る原因としては、消化率のいいフードへの変更、食欲不振、便秘ぎみなどが考えられます。

■便の形

便の形は細長い円柱状で、それぞれの体格や食べる量に応じた長さや量が出ます。
中~高齢の雄犬で平べったいうんちが出る場合は前立腺肥大を疑います。老齢の動物で細いうんちが出るようになったときには大腸のポリープや腫瘍の可能性も考えられます。

まとめ

以上のように、うんちの変化から得られる情報はたくさんあります。
「うちの子はいつも軟便だからこれが普通」だと思っていたら食物アレルギーが隠れていた、なんてこともありますから、もし気になることがあれば早めに動物病院にご相談下さい。

他にも健康に関する記事を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.wepet.jp/category/health/

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獣医師:丸田 香緒里

◆丸田 香緒里 プロフィール

日本大学卒。動物病院勤務後、「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、メンタルケアカウンセラーなどの資格を生かし、病院での診療や往診のほかに、セミナー講師やカウンセリング、企業顧問、製品開発など活動は多岐にわたる。
HP:http://animallifepartner.com/

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