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【獣医師が教える】家族のペットの為に。自分にもしものことがあった時に必要な備え

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家で過ごすわんちゃんや猫ちゃんにとって、飼い主さんが元気で家にいてくれることが一番の幸せです。
でも、自分たちが急に体調を崩してしまったとき、入院が必要になった時、ペットのことはどうしたらいいでしょうか?
その為に必要な備えは??
健康な時にこそ、事前に考えてみましょう。

◆家族全員がお世話できますか?

よく病院で診察をしていると、「この子のごはん何食べているかは私しか知らない」「お薬をあげられるのは私だけ」といった言葉。
家族の中でも、普段ごはんをあげる人、お散歩を行く人、かわいがるだけの人・・・といったようになんとなく暗黙の了解で役割が決まってきてしまいます。
ただ、そのお世話の人に何かあった時、家族なのに何も誰も知らないといったことにもなりかねません。たまには役割を変わって、皆ですべてができるようにしておきましょう。

◆いつでも役立つ「うちの子手帳」

うちの子手帳というのをきいたことがありますか?
その名の通り、お家の子のことを全て書いた手帳です。特別なものではなくても、専用のノートを作っておくと良いですね。
名前だけではなく、呼び方、好きな遊び、ごはん、おやつなどの情報だけではなく、アレルギーや今までかかった病気の事、かかりつけ病院等を記載します。
このノートがあれば、家族で情報共有もできますし、どこかに預ける時、災害時など様々な場面で役に立ちます。

◆箱入り娘にしないで!

家族に何かあった時、ペットのことを任せられる場所や人は必ず必要になります。
普段から家族としか過ごしたことがない子が、他の場所で過ごさなければならなくなった時、そのストレスはかなり大きい物になると考えられます。
普段から家に家族以外を招いて会ってもらったり、数時間だけ預けたりして少しずつ練習をしておきましょう。
ペットホテルを行う施設や動物病院を普段から訪れておくのも良い練習になります。
可愛いわが子は皆で支え合いながら育てていきましょう。

◆人からペットに感染する病気はほとんどない

最近騒がれている新型コロナウイルスや日常からある風邪など、私たちはよく感染性の病気にかかります。
ただ、私たちが感染している病気は「ヒト」に限定されているものが多く、サルなどの人に近いペットを除いて私たちから感染してしまうというのはあまり考えなくても大丈夫です。
ただし、ペットにはお世話が必ず必要です。私たちが病気になった際にお世話をするのが難しいような状況であれば、無理をせず他の人に頼るようにしてください。

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獣医師:丸田 香緒里

◆丸田 香緒里 プロフィール

日本大学卒。動物病院勤務後、「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、メンタルケアカウンセラーなどの資格を生かし、病院での診療や往診のほかに、セミナー講師やカウンセリング、企業顧問、製品開発など活動は多岐にわたる。
HP:http://animallifepartner.com/

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