【獣医師監修】犬の食性について – WePet(ウィペット)公式サイト

【獣医師監修】犬の食性について

ぺットフード

ワンちゃんのドックフードや手作り食を考える時、犬本来の食性を考えることはとても大切です。
元々犬は何を食べていたのか、どんなものが消化しやすいのか、考えていきましょう。

◆犬の先祖から考える

遺伝学的に見て、犬の祖先はオオカミとする説が有力とされています。
諸説ありますが、約15万年前に人がオオカミを家畜として飼育し始め、人と暮らし始めたと言われています。

本来、オオカミは完全な肉食です。
肉食動物は、草食動物を捕まえて、その肉(筋肉部分)を食べていると思われがちですが、実は肉食動物にとって最大のごちそうは草食動物の内臓。
草食動物が草を食べ、ある程度消化された状態の物を摂取することで、その栄養分を吸収しているのです。

また、オオカミは家畜として人と暮らすようになり、長い年月をかけて完全な肉食から野菜類も消化できるように変化していきました。
その変化について次は見ていきましょう。

◆体の構造から考える

肉食動物と草食動物の消化能力の違いは、歯と腸の長さを見ると分かります。

草食動物の代表例としては牛で考えていきましょう。
牛の口の中は草を切るための切歯、口に入れた草をすり潰すための臼歯があります。
また、腸の長さは体長の約20倍もあります。

これに対して肉食動物の代表、ライオンの場合、口の中は切歯、獲物を捕らえるための犬歯があり、その後ろには上下の歯で肉をハサミのように切るための裂肉歯と呼ばれる前臼歯があり、臼状の歯は存在しません。
腸の長さも体長の約4倍、牛と比較してそれほど長くありません。

では、犬はどうでしょう。
口の中には、切歯、犬歯があり、その後ハサミのような形をした前臼歯、臼のような形をした後臼歯があります。
また、腸の長さは体長の約5~6倍です。
以上のことから、肉食動物よりは野菜類も消化できるように口、腸ともに変化していると考えられます。

◆犬に合った食事とは

以上のことから、犬の食性は完全な肉食ではなく、雑食性ということができます。
犬に必要な栄養素はタンパク質、脂質、炭水化物の3大栄養素です。
これらの中で最も大切な栄養素はタンパク質であり、元々肉食だったことを考慮すると動物性たんぱく質を有効的に取り入れる必要があります。

ドライフードで考えると、健康的な犬の場合、タンパク質含有量が25~30%であり、原材料の1番最初に書かれているもの(もっとも含有量が多い成分)が動物性である方が犬にあったフードということができます。

Wepetでドッグフードを探す

LINE友達になると20%OFFクーポンプレゼント

公式通販サイト

Wepetで商品を探す

獣医師:丸田 香緒里

◆丸田 香緒里 プロフィール

日本大学卒。動物病院勤務後、「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士、ホリスティックケア・カウンセラー、メンタルケアカウンセラーなどの資格を生かし、病院での診療や往診のほかに、セミナー講師やカウンセリング、企業顧問、製品開発など活動は多岐にわたる。
HP:http://animallifepartner.com/

関連記事一覧